仕訳から決算書作成まで

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 このページでは仕訳から決算書作成までの、いわゆる経理処理で日頃目にする「間違っている点」や「こうした方がいいのではないかと思われる点」について記載していきます。
 ★印は重要度を意味します(勝手格付けですが)。

現金主義はもうやめよう★★★
 現金主義とは、現預金の入金や出金が起きたときに売上や仕入の記帳をするものです。例えば商品が4月に売れて5月に入金されたとします。そうすると、4月には売上は計上されず、5月に売上の起票をすることになります。しかし、商品が顧客に引き渡したときに、商品が移動した理由として売上計上をしないとおかしいですよね。
 現金主義だと商品が顧客に移動して手元にないという事実を無視して考えないのでしょうか。

売掛金を計上しよう★★★
 現金販売でない限り、売掛金は計上しましょう。特に個人事業の場合ですと、掛けで商品を販売したとき、うっかりすると売ったことを忘れてしまう。また、忘れないまでも何時売ったどうか正確にわからないと、ずるい顧客だと請求したときに「何時の分、この前買ったときの分はもう払ったよね」などと言われ、ぐずぐずしている間に取りっぱぐれてしまうということもなきにしもあらずです。
 売掛金を計上して、売掛金の残高が長期間残っていれば否応なしに目に入り、是が非でも回収しなければとなります。
 また、売掛金を計上するということは現金主義から脱却することでもあります。
 

振込手数料を控除した金額での売掛金入金★
 得意先によっては振込手数料を控除後の金額で売掛金を振り込んでくることがあります。これは要は振込手数料は売り手で負担してくれということです。
 こうした場合に、売掛金残高を売掛金入金額で消し込んでも(減少させても)ゼロとはならず、振込手数料分だけ残ってしまいますので、次の仕訳を起こしておく必要があります。

 (支払手数料)735  (売掛金)735 
                             金額はあくまで一つの例です。


できれば消費税を税抜き処理でやってみよう★★
 消費税の会計処理としては中小企業では税込処理といって、特に入金金額または支払金額で仕訳を起票し、消費税を意識しない会計処理(税込処理)が行われていることが多いと思います。
 ですが、税込処理ですと、期中でどれくらいの消費税を納付すべきか、その金額がわかりません。期末の決算処理で顧問税理士から「消費税の納付はこれこれの金額となります」と告げられて初めてその金額がわかるというケースが多いのではないでしょうか。
 一方、税抜きで仕訳を起票すると、起票時には消費税の扱いについて迷うこともあります。ですが、会計ソフトでは勘定科目ごとに消費税の設定がなされており、大概の場合にはそれほど迷うことはないと思います。そして、税抜きで処理を行った場合、受け取った消費税は仮受消費税に、支払った消費税は仮払消費税に計上されますので、その差額を計算すればその時点での納付すべき消費税がわかるというわけです。
 今後、消費税の税率が10%以上になることは間違いないと思われます。そうしたことを考えれば、消費税を意識しないわけにはいかなくなるのではないでしょうか。

 ただし、消費税の税抜きで処理しますと、それまで売上高の金額に含まれていた消費税がなくなりますので、売上高の金額が少なくなります。金融機関にへんな心配をさせないためにも、税抜き処理をした決算書を金融機関等に渡すときにはそこらへんも一言付けておいてください。


勘定科目(売掛金、買掛金など)の残高をチェックしてみよう★★★
 毎月末や半期ごとに売掛金、買掛金、その他の勘定科目(特に貸借対照表科目)を残高をチェックしてみることはかなり大事なことです。具体的には次の通りです。
 (1)勘定科目残高がマイナスとなっていたら・・・・・
  例えば売掛金の残高がマイナスとなっているとしたら、売上計上がもれているか、入金処理が間違っているかなどが原因です。

 (2)期首の残高と変わっていなかったとしたら・・・・・
  売掛金であれば、回収もれとなっているかもしれません。時効になる前に催促しましょう。

  経理の担当者は日々の記帳に追われていますと、つい、自分が入力したデータが正しく入力されているかまで考えが及ばなくなることがあります。そのため、定期的に日々の記帳が正しいかどうかを確認するために、各勘定科目(補助科目)の残高が妥当かどうかをチェックしてみましょう。
 

固有名詞は正確に記入してね★
 会社の方にとっては問題ないことかも知れませんが、会計事務所の人間が帳簿をみたり、記帳しているとき「伊藤屋」と「いとうや」があると、本当は同じ取引先でも、別の取引先と考えがちです。
 そのため、記帳すべてお任せのお客様では上記のようなケースで2つ取引先コードをとって、売掛金の残高がいつまでたっても消えないという事態に陥ることもありえます。そのため、取引先等の名称は正確にといいいますか、同じ呼称で御願いいたします。
 

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